ドイツ旅行日記・9/29(ヴァルトミッヘル・ヴァッハ)
平成19年9月29日(土)、朝、6時頃目が覚めました。荷物をまとめて、7時30分から庭に面した
テラスで朝食をとりました。 Grapowが、 “2日では短すぎる・・・” と言いました。
外は薄暗く雨でした。
“今日は1日、雨だろう。 Today is hopeless!” 両手を広げて、がっかりしたジェスチャーで、再びつぶやきました。
ドイツ人は表情が豊かだ。 自分の感情を素直に表現する。
8時10分頃、Gerbesの運転する赤いBMWに乗ってハノーファ駅に向いました。
駅の売店でGerbesが、日経新聞を買ってくれました。 新聞に貼ってある値段を見ると、4.5ユーロー(約800円)でした。
ホームでGrapowとGerbesに別れを告げる。 お互いに肩を抱いてほほを寄せ合った。
日本にはない習慣ですが、里親と分かれるたびに繰り返していて、だんだん慣れてきたような気もする。
ハノーファー駅に、里親たちがたくさん見送りに 来てくれました。 |
Gerbesが、4.5ユーローの日経新聞を買ってくれ た。 |
↑ここはフランクフルト駅の喫煙所。こんな場所はすぐ見つけてしまう3人。 ↑フランクフルト駅でICEを乗り換えました。
12時15分、Weinheimに到着。 晩秋の雰囲気が漂うHermanshof庭園を散策しました。
庭園の中にテーブルが出されていて、野外のピクニックのような気分でビール、パン、ソーセージなどをいただきました。
今まで訪れた中で紅葉が最も綺麗でした。葉の色は黄色で、これから10月にかけて赤くなるとのことでした。
Weinheim駅で里親の出迎えを受けました。 | 晩秋の雰囲気が漂う静かな街です。 | Hermanshof庭園を散策している途中でビール で乾杯。軽食をとりました。 |
小笠原氏のかつての里親が織山氏の里親に なりました。 |
公園にいた子供。 顔に落書き?が してあって ・・・ 可愛らしい坊やでした。 |
赤や黄色の花がびっしり咲いていました。 |
Hermanshof庭園をゆっくりと散策しました。 | こんな太い木があって、合計7名分の太さ です。 |
なんとなく静かな街並です。立派なApotheke (薬屋さん)の前を通っていきました。 |
我々の里親は建築業を営むEmig Gunther 。背が高く、生真面目そうな方だった。 黄色い9人乗りのミニバスを持っていて、
3家族を、それぞれの里親の家まで連れて行ってくれました。
← 里親宅に向う途中で車を降りて景色を楽しみました
家にはルーミーというテリヤ系の小型犬がいて、愛嬌を振りまきました。
テラスハウスには、たくさんの人形がぶら下がっていて、巨大なサボテンが天井まで伸びていました。
部屋に入ると、ログハウスのようなつくりになっていて、装飾品はどれも綺麗で素晴らしいものばかりでした。
テラスも家も、壁に下げられた木彫りの時計や装飾品も、みな、ご主人のGuntherさんの手作りだと、奥様のMargitが話しました。
← Guntherと奥様のMargitと一緒にテラスハウスで
仕事で家やテラスを作るだけでなく、芸術的なセンスも持っている方なんだな・・・・ と感心しました。
台所の壁には大小のスプーン、フォークなどが綺麗にぎっしりとぶら下げられていて、見ているだけでも飽きませんでした。
Guntherさんの家。庭の方から見たところです。 | 食事をする居間も、木の温かみを感じさせる 部屋でした。 |
Guntherさんの手作りの壁掛け、キャンドル などの装飾品の数々。 |
台所の壁に並ぶ調味料。大小のスプーンや フォークも綺麗に下げられています。 |
テラスの中で。消防士の息子もやってきまし た。 ドイツ語以外はほとんど分からないとか。 |
ルーミーはボールや円盤を投げてもらうと、 全速力で走って行って、くわえてきます。 |
19時頃からパーティが始まりました。
パーティには小さな子供から、青年、中年、老年、・・・・と、全ての世代が集まり、皆でにぎやかに食事をしました。
若い人が多いせいか、歌は力強く、また、よく響いて、ハーモニーがとても綺麗でした。
パーティ会場には、リンブルグのZeyen夫妻も来ていて、半年振りの再会となりました。
Zeyen夫妻には、娘が弾いているピアノのDVDを渡しました。
翌日のZeyen話では、車のCDで音楽だけ聴くことができた・・・・とか。
22時頃にパーティは終わり、それぞれの里親宅に戻りました。
村に一つしかないホテル、Birkenhofでパーテ ィが始まりました。Zeyen夫妻は今日、ここに 宿泊するとのことでした。 |
例によって、お土産品の贈呈などが行われ ました。 |
MGV.Union 1873 の声は力があって、 迫力がありました。また、ハーモニーも綺麗 でした。 |
演奏旅行の最後のパーティとなりましたが、 夜遅くまで歌の交歓が続けられました。 |
最後は、合同でさくら、菩提樹などを歌いま した。 |
家についた後、Guntherさんが、もう少し飲みますか・・・ と聞いてきましたが、明日の荷物のまとめがあるので ・・・・
と断って、部屋に戻りました。
階段の踊り場のところに、ミネラルウオーターとコップが置かれていました。
奥様のMargit が置いてくれたのだと思いました。