ドイツ演奏旅行 〜楽しい想い出編〜
◆ 5月13日(土)
朝起きて、午前中ハイデルベルグ城を見学する。ネッカー川を望む山腹に立つハイデルベルグ城は、13世紀から
拡張されていった居城。17世紀前半にかけて何度も手が加えられていった城で、ゴシック、ルネッサンス、バロック
などの様式が混在しているという。
前部が崩れ落ちている。
ハイデルベルグ城から見た、カール・テオドール橋。 通称アルト・ブリュッケ(古い橋)と呼ばれるアーチ型の美しい橋。
古くから木橋が架けられていたが、洪水などで橋はよく流されたという。
1788年、カールテオドール選帝侯によって堅固な石橋が架けられ、現在に至っている。
下を流れるのは、ネッカー川。
お城の中のフリードリヒ館地下には、22万KLも入るという、ワインの大樽もある。
ここで、グラス付きのワインを試飲する。朝から飲んで酔いの回りもいい。
赤い顔をして、Ein Projit を歌う。 地下室の中はよく響いて、歌っていても気持ちがいい。
ロマンチック・ラインの中心地、リューデスハイムの街で昼食をとる。
昼食を取っていると、クラリネット、バイオリンの生バンドが気持ちよさそうに演奏を始めた。そのうち、我々が食事を
とっているすぐ近くまで来て、“上を向いて歩こう” などの日本の歌を演奏した。
このお店の支配人らしき方から、感謝状をもらう。 うっとりと、聞きほれる団員。
美しいリューデスハイムの街で、熊さんのお土産、チョコレート(?) などを買う。
リューデスハイムから、ゴアースハウゼンまでラインくだりをするため、船に乗り込む。
山の中腹は、一面がブドウ畑になっている。ここは、バッハラッハの街。
バッハラッハには、昔ながらのドイツの街並みが残っているという。 今回は、船の上から遠望しただけであった。
ザンクト・ゴアールにもシックな建物が河岸に並ぶ
岩山の上から、乙女が船頭を惑わせたという、有名な “ローレライ” には、2本の国旗が掲揚されていた。
ラインくだりを終えたあと、ローレライの丘の上にバスで上がってもらった。
これは、ローレライの丘から一望したライン川。
細長い中州の先端に、ブロンズのローレライの乙女の像がある
いよいよ、最初の民泊地、リンブルグに到着。ここは、我々の歓迎会を開催してくれたアイントラハト会館。
ここで、アイントラハト・リンブルグ合唱団の歓迎を受ける。このあと、民泊者は、各里親のもとへ・・・・・・・。
(Y.I 記)