Music Gallery
◆「愛のあいさつ」(エルガー作曲)
愛の挨拶
エドワード・エルガーは、1857年に生まれ、1934年に 76歳で亡くなったイギリスの作曲家です。 彼が壮年期に作曲した行進曲「威風堂々」は、第二のイギリス国家とまで言われて 親しまれているほか、オラトリオ「ゲロンティアスの夢」や、晩年のチェロ協奏曲、3曲の 交響曲などは、とくに高く評価される作品です。 「愛のあいさつ」は、彼が31歳のとき、婚約者に贈るために書いた作品で、もとはピアノ独奏曲。 さらに作曲者が自分でピアノ連弾曲にも編曲しました。 エルガーが生涯熱烈に愛し続けた妻にささげた作品だけに、親しみ深く美しいメロディーは 本当に魅力的で、世界中で愛好されています。 しかしピアノ独奏曲としてよりは、むしろチェロ、ヴァイオリン、フルート、ギターなど、さまざまな 独奏楽器奏者が主としてピアノ伴奏で演奏してきました。 ことにヴァイオリンではよく弾かれるようです。
|
それでは、どうぞ、ごゆっくり・・・・・。